スーパーと畳は新しいほうがいい?

 この1か月ほど色々あって気分がすぐれず、全然野外で飲んでいなかったわけではないのだが何も書く気になれなかった。しかしいつまでもこんなことではいかんと思い、ソメイヨシノも散って公園も平時の人出に戻ったことだし、ぼちぼち公園酒活動を再開しようと思います。

 こういう落ち込んでいるときにいちばん困るのが、行き先の選定。近場の勝手知ったスーパーと公園ばかり巡っていてもなんの新鮮感も湧かず愉しくない。さりとてただ闇雲に未知の場所を訪ねても芳しい結果を得られなかった場合、自分への失望感が半端なくなる。とにかく何かそこへ行く必然性を見出すことが必要だと考えた。そうだ、新規開店したスーパーを目標にしよう。できたてのお店なら少なくとも"やる気"はあるはずだし、一般論として酒の品揃えは新規オープン時がピークである(年月を経るに従い段々悪くなる。まあ例外もあるが)。とにかくそのお店にとって新規開店は1回きりだから、訪れる側としても新店を渡り歩いていれば常に新鮮な気持ちではいられよう(ラーメンブロガーなんかでもひたすら新店をレビューしている人もいるしね)。

 ということで行ってきました、サミットストア世田谷船橋店。4月6日オープン。出店地の前身は朝日新聞の印刷工場の由、新店だとルーツ辿りができるのも愉しい。鉄道駅からは少々遠いが歩けないわけでもない。私も行きは経堂駅から、帰りは千歳船橋まで歩いたが、商店街を冷やかしながらぷらぷら歩くのも愉しいものだ。ちなみにお店への途上あちこちにこんなポスターが。

 写っている人誰やねん、って多分店長さんとその部下だろう。

 サミットストアに関しては藤沢店を頻繁に覗いているので大体の勝手はわかる。手堅くて結構好き。世田谷といえばサミットのお膝元のようなものだから気合の入り具合も相当なものであった。訪問日は気温ぐんぐん上がってビール日和、でも自分の認識ではサミットのビールの品揃えはそれほどでも…と思っていたのだが、流石は世田谷でありました。

  お店にほぼ隣接して、かなり広めの区立希望丘公園がある。桜は終わったけれどそこは大東京、広場では家族連れで大賑わいである。しかし目を移せば野外卓が4基、うち2つは既におっさんが占拠していたが残り2つは空いていた。広場に隣接しているものの野外卓は一段高いところにあるため、餓鬼連中の嬌声もさほど気にならない。

 

向こうに見えるのはURの希望ヶ丘団地。デカい

 では有難く使わせていただこうと思ったら、テーブルに何やら貼られているぞ。ちょっと嫌な予感。まさか飲酒禁止か?

  禁煙のみでした。助かった。

 


 フタコエール 598円+税

鶏チャーシュー切り落としピリ辛穂先メンマ和え

具材を楽しむ!中巻5色セット

フレッシュパンセ さくらクリーム



 地元世田谷のブルワリーの商品を置いてあるのは素晴らしい(ただし本品は木内酒造へのOEM)。最近尖ったIPAばかり好んで飲んでいたが、優しい味わいのペールエールもいいものだ。惣菜はさすがのサミットクオリティ。

 

 「地元のお菓子をバラ売りしているスーパーは買い」法則発動です。お菓子の三冠王やね。

  今回はたまたま首尾よくいったからかもしれんが、新しいスーパーを訪ねるのは愉しいね。しばらくはこの方向でやってこうと思います。

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