祝・初ハンマー飲み…あれ?

 近場でのスーパー新規開店は最近なし。それにしても、我が神奈川県では新しい動きが全然ありゃしない。横浜あたりでは「まいばすけっと」ばかりが雨後の筍のごとくニョキニョキ開店してるようだが、この数カ月でいえば海老名に「ave」ができたくらいか。あそこは惣菜がないので現状興味の対象外なのです。
 ということで、休日をいかに有意義に過ごそうか思案した結果、いまだ果たせていなかった“狂ったセブン”を訪ねることにした。狂ったセブンってなんですか?という質問にはggrksで済ませたいところだが、あまり不親切に振る舞うとggりもしないどころか(ただでさえ過疎ってる)拙ブログを二度と訪ねてくれなくなりそうなので教えといてやります。狂ったセブンの正式名称はセブンーイレブン横浜ハンマーヘッド店。“意識高い”系ビールの品揃えがスゴいことで一部で熱烈な支持を得ているお店です。
 な~んて偉そうに講釈たれてるワタクシでありますが、1年前には当店の存在など露も知らなかったのでありました。昨年8月13日に私、当店からせいぜい徒歩13分の「mark is みなとみらい」でビールを買って飲んだのですが、当時のブログに『“横浜じゃなきゃ買えないモノなど全然思い浮かばず”』などという恐ろしいことを綴っていて、後日当店を知ったときにはまさしく顔から火が出る思いをしたわけであります。情弱を笑っててられない。ワタシこそが情弱でありましたとのオチ。まぁ、ネット上で情弱を嘲ってる連中って皆性格悪そうな奴等ばかりですから、自戒しないといけないですね。
 ということで気を取り直し、初ハンマーヘッド。

 う~ん、あんまり種類があり過ぎると逆に困っちゃいますね。ただ、輸入ビールに関していえばほぼメイドインUSAなんだな。そうなるとスタイル的には圧倒的にIPAが多いようだし(商品名だけだとスタイルを瞬時に判読できないものも結構あるが)。むしろ国内の小ブルワリーの商品に見たことないものが多くて楽しかった。まぁ1日かけてラベルを吟味するわけにもいかんから、手頃な値段(といっても6~7百円台。350缶で千円超え商品もあるけれどちょっと畏れ多くて手が出ない)のものを3本購入、そのうち1本を現地で飲むことにした。  狂ったセブンで買ったビールを隣接するベンチで飲むことを“ハンマー飲み”というようだが、よくよく調べてみたら毎日新聞がそう呼んでるだけで他に使っている人などほとんどいないな。それはともかく、ハンマーヘッドに隣接してバーベキュー場がある。当然テーブルが完備されているので酒とつまみを広げるのに大変都合がよろしい。はたして勝手に使っていいのかわからないけれど無断使用禁止の掲示もなかったのでありがたく使わせていただく。頭上はテント張りになっているから直射日光も防げて言うことなし。
肉眼では海見えてるんやけど
FREMONT インターアーバンIPA 719円
美濃屋あられ製造本舗 横濱塩ダレ
クラブハウスサンド


 おサイフの中身と相談の結果深く考えずエイヤと選んだ商品だが、なかなか評価の高いモノのようだ。冷たいときはするする飲みやすく、温度が上がると苦みがどんどん増す。こいつはゴキゲンだ。

 これはもう、やめられないとまらない。私かっぱえびせんなら途中で断固手が止められる自信があるが、こいつは無理だ。小袋でよかった。とにかく味付けが素晴らしすぎる。  というわけで、楽しい楽しい初ハンマー飲みとなりました。ところが、件の毎日新聞の記事によると、正しきハンマー飲みの定義とは『マイグラスを持参した上で(ここまでは大丈夫だ。プラコップだけど)好きなビールを購入し、海側デッキで一杯たしなむこと』らしい。うーん、バーベキュー場で飲むのは邪道か。まぁいいけどさ。

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